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  • 2016.06.20
    日本の免震建物状況は

    免震構造協会が会見、14年免震建物3942棟に/ゴム報知新聞

    日本免震構造協会が会見を行い、現在の日本における免震建物の最新状況が発表されました。

    「14年12月時点の免震建築物計画棟数の累計は3942棟(官庁755棟、民間3187棟)となり、13年の3698棟から244棟増加した。」(記事内より抜粋)

    免震建物は増加傾向にあるようです。東北での震災以後、地震への危機意識が高まった結果だと思われます。内訳は集合住宅が約40%と一番多いようです。その他は病院施設が約14%、高層免震が約12%、事務所が約16%と続きます。確かに我々も日々点検をしているとこの辺りの建物が多いですね。
    警察・消防署が約2%というのが少ないのではないかな、と思ってしまいます。災害時の防災拠点にもなり得る施設ですのでどんどん免震化していってもらいたいものです。

    地域分布としては、首都圏では東京が1049棟、神奈川が457棟、千葉が217棟、埼玉が166棟となっています。我々が点検に行く機会としても確かにこの順位に近いものがあります。
    地方では、東海地震が懸念される静岡、宮城や兵庫など実際に大地震があった県に多く建設されています。
    先日大地震があった熊本、大分は21棟と15棟と、調査時点では少ない結果になりました。

    当たり前ですが、地震があってから免震建物を建設しても遅いです。先日は北海道でも大きな地震がありました。いつか来るその日に備え、もっと免震建物が増えることを願います。

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